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「比較級」は、2つのものを比べて、「〇〇よりも△△の方が、より~である」ことを表す場合に使います。
「より~である」ことを表すためには、形容詞・副詞を比較級にします。 (「より~である」ことは状態を表す表現であるため、動詞や名詞を比較級にすることはできません)
比較級の作り方は、単語の形によって変わります。
1. 短い単語(1~2音節)の場合:
形容詞/副詞に「-er」を付けます。
短母音+子音で終わる単語は、最後の子音を重ねて「-er」を付けます。(例:big ⇒ bigger)
また、「y」で終わる単語は、「y」を「i」に変えて「-er」を付けます。(例:early ⇒ earlier)
2. 長い単語(3音節~)の場合:
形容詞/副詞は形を変えず、形容詞/副詞の前に「more」を置きます。
3. 不規則変化する場合:
一部の単語は不規則な変化をします。
比較の対象「〇〇よりも」を表す場合は、「than 〇〇」を使います。
なお、比較するものは、文法的に同じ種類のものにする必要があります。
そのため、「He can swim faster than I/me.」は、「He」との比較のため、厳密には「~ than I.」が正しかったのですが、「~ than me.」も口語表現(話し言葉)として広く使われるようになったため、どちらの表現でも構いません。
また、種類がそろっていればいいので、「He can」との比較として、「He can swim faster than I can.」でも大丈夫です。
なお、比較の対象「〇〇よりも」を省いた表現も可能です。